茶道の世界は奥が深いです。
表千家・武者小路千家などいくつか流派は
ありますが、最も主流なのは裏千家です。
初代はあの千利休です。
茶器は模様の有り無しで前と後ろを区別します。
模様のある方には口をつけてはなりません。
一番上座に座った人が正客で
客側の中で一番上位客のため
最初にお菓子やお茶が出されます。
次客とは扇子の向きを反対にします。
一般にお茶菓子は季節のものが使用されます。
これは春の山菜つくしです。
秋は紅葉を想像できるものが似合います。
少し作法の話をしましょう。
畳の縁の上に座るのは礼儀に欠けます。
決してこのような事はないようにします。
歩く時も縁はまたいで歩かなければなりません。
つい踏んでしまいがちなので注意が必要です。
上座に向かう時は右足で、
下がる時は左足で縁をこえます。
縁から十六目開けて正座します。
これは礼をしやすいからです。
これはお茶菓子を切るための楊枝です。
菓子切りともいいます。
裏が紫のものが男性用です。
茶道の基本は茶器です。
陶磁器製のものを"茶入"
木製のものを"薄茶器"と呼びます。
懐紙はお茶菓子をのせたり
汚れた箸を拭いたりする時に使います。
男性用と女性用では大きさが異なるので注意しましょう。
これは袱紗挟みです。
幸運にも京都西陣織の中で最も高級とされる
つづれ織りのものを手に入れる事ができました。
扇子も男女で大きさが違います。
この扇子には利休百首詠が印字されています。
しかし夏場以外は茶の席で開く必要はないです。
茶筅(ちゃせん)は竹製を選んだ方が良いです。
これは風炉先屏風です。
道具畳の向こうに立てる二枚折りの屏風です。
お茶会では裏方さんも忙しいです。
茶釜は茶を立てる時に使用しますが
ポットなどで気軽に立てる方法もあります。
また水屋では水の使い方を誤らないように。
茶道・華道
抹茶は濾してダマを取ってから使いましょう。
色々書きましたが、お茶は気軽に
おいしく飲みたいものですね(^-^ )。
袱紗(ふくさ)の捌き方は
絶対におさえておくべき基本的な事柄です。
まず袋の部分を右側にして
向こう側に折りたたみます。
これを3回繰り返します。
小さくなったら左手におき端をつまみ
左手の指3本を手前に出します。
左手でふくさを半分に折りたたみ
スルスルと上の方へもって来ます。
本を開くようにふくさを折ります。
左手の後ろまで巻いたら完成。
こんなふうにふわっとした感じになればOKです。
仲間との歓談は楽しく
年の差をまったく感じません。
華道も楽しいです。展示会にも出品します。
花を飾る事で気持ちが穏やかになります。
先生に活け方を教えてもらいましょう。
野の花・山の花展です。
一輪一輪になかなか趣があります。
飾り花、掛け花色々です。